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補助
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たすけ
ふりがな文庫
“
補助
(
たすけ
)” の例文
そして
自己
(
おのれ
)
に出来るだけの
補助
(
たすけ
)
をする——人を救ふといふことは楽い事だ。今迄お利代を救ふものは
自己
(
おのれ
)
一人であつた。然し今は然うでない!
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
わたしは恐れも、未練もなく、安心してこの世に
暇
(
いとま
)
をつげます。お前が一人前の男になって、もう久しくわたしの
補助
(
たすけ
)
なしに生活しているのを見とどけたからです。
父
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
時々他国の書生や勤め人をおいたりなどして、妹夫婦が細い生活の
補助
(
たすけ
)
にしているその二階からは、町の活動写真のイルミネーションや、劇場の窓の
明
(
あかり
)
などが
能
(
よ
)
く見えた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
選んだ夫の貧しい境遇に、安処して、妹の嫁入さきから所帯の
補助
(
たすけ
)
は
肯
(
がえん
)
じなかった。あの時、——橋で中よく遊んでいた
男子
(
おとこのこ
)
たち、かえって、その弟の方が、
姉
(
あね
)
さんの子だったそうです。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
といふよりは、夫が非職の郡長上りか何かで、家が余り
裕
(
ゆた
)
かで無いところから、お柳の
気褄
(
きづま
)
を取つては時々
恁
(
か
)
うして遣つて来て、その都度
家計向
(
うちむき
)
の
補助
(
たすけ
)
を得てゆくので。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
翌月、不意の
補助
(
たすけ
)
があって、東京へ出ました。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
補
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“補助”で始まる語句
補助者
補助手
補助金
補助動力
補助座席
補助椅子
補助貨幣