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裏家住
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うらやずま
ふりがな文庫
“
裏家住
(
うらやずま
)” の例文
今
仰
(
おっ
)
しゃった事がほんとうなら
飛立
(
とびた
)
つ程嬉しいが、只今も申す通り、
私
(
わし
)
は今じゃア
零落
(
おちぶ
)
れて
裏家住
(
うらやずま
)
いして、人力を
挽
(
ひ
)
く
賤
(
いや
)
しい身の上
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
右「それでも
彼
(
あれ
)
が
裏家住
(
うらやずま
)
いに馴れて、誠に当節はよく馴れて居ります、
働
(
はたらき
)
のない
私
(
わたくし
)
でございますから不自由勝で、へい、妙なお酒ですなア」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
えゝ
御尤
(
ごもっとも
)
でございやす、あれだけの御身代が東京へ来て、
裏家住
(
うらやずま
)
いをなさろうとは夢にも
私
(
わっち
)
は存じやせんでした、お嬢様も
少
(
ちい
)
さかったから私も気が付かなかったが
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それから
取付
(
とりつ
)
いてこれだけになったのは存じて居りますし、また助右衞門の
家
(
うち
)
は其の金を失ってから
微禄
(
びろく
)
いたして、今は
裏家住
(
うらやずま
)
いするようになったが、
可愛相
(
かあいそう
)
にと
敵同志
(
かたきどうし
)
でございますが
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の角右衞門の家に勤めました
岸田右内
(
きしだうない
)
という御家来がありまして、其の者が若気の至りで、角右衞門の
御新造
(
ごしんぞ
)
の
妹
(
いもと
)
おかめと密通をして家出をいたし、
本郷
(
ほんごう
)
春木町
(
はるきまち
)
に
裏家住
(
うらやずま
)
いをいたしまして
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
只今では本郷の春木町に
裏家住
(
うらやずま
)
いをして居ります、
外
(
ほか
)
に斯うという事も存じませんから、只今では斯うやって旅商いをいたして居りましても、あなたにお目にかゝってお
詫事
(
わびごと
)
をして戴きたいと
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
“裏家住”で始まる語句
裏家住居