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被来
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いらつしや
ふりがな文庫
“
被来
(
いらつしや
)” の例文
旧字:
被來
『この次に。』と智恵子は
沈着
(
おちつ
)
いた声で言つて、『貴女も早くお帰りなすつたが
可
(
い
)
いわ。お客様が
被来
(
いらつしや
)
つたぢやありませんか。』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『怎うもしないのに!』と自分に
弁疏
(
いひわけ
)
して見る傍から、「屹度加藤さんでお
午餐
(
ひる
)
が出て、それから
被来
(
いらつしや
)
る。」といふ考へが浮ぶ。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
其麽
(
そんな
)
事
誰方
(
どなた
)
から習つて? ホホヽヽ、マア何といふ
呆然
(
ぼんやり
)
した顔! お顔を洗つて
被来
(
いらつしや
)
いな。』と言ひ乍ら、遠慮なく座つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“被”で始まる語句
被
被衣
被布
被仰
被入
被下
被下度
被官
被居
被服廠