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衿上
ふりがな文庫
“衿上”の読み方と例文
読み方
割合
えりがみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりがみ
(逆引き)
すると、何処からか番人が出て来て、見物を押分け、犬の
衿上
(
えりがみ
)
をむずと
掴
(
つか
)
んで何処へか持って
去
(
い
)
く、そこで見物もちりぢり。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
忽
(
たちま
)
ち起上りし直行は彼の
衿上
(
えりがみ
)
を
掻掴
(
かいつか
)
みて、力まかせに
外方
(
とのかた
)
へ
突遣
(
つきや
)
り、手早く雨戸を引かんとせしに、
軋
(
きし
)
みて動かざる
間
(
ひま
)
に又
駈戻
(
かけもど
)
りて、狂女はその
凄
(
すさまし
)
き顔を戸口に
顕
(
あら
)
はせり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
衿上(えりがみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
衿
漢検準1級
部首:⾐
9画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“衿”で始まる語句
衿
衿持
衿巻
衿首
衿足
衿飾
衿元
衿前
衿頸
衿佩
“衿上”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン