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行為
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おこなひ
ふりがな文庫
“
行為
(
おこなひ
)” の例文
旧字:
行爲
深く注意した積りの自分の
行為
(
おこなひ
)
が、反つて
他
(
ひと
)
に疑はれるやうなことに成らうとは——まあ、考へれば考へるほど用意が無さ過ぎた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
お前さんはモリエエルを領解して居るかい。お前さんの近頃の
行為
(
おこなひ
)
は、あれでモリエエル夫人として
恥
(
はづか
)
しくは無いかね
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
浮世の
悲哀
(
かなしみ
)
といふものを、智恵子は其時から知つた。間もなく母は病んだ。兄には善からぬ
行為
(
おこなひ
)
があつた。智恵子は学校にも行けなかつた。教会に足を入れ初めたのは其頃で。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
だが口で云つても解らないだらう、
行為
(
おこなひ
)
に現して見せなければだめだ。親のためなら是非もない、もう三分眠つてやれ! と、両親のために、水火も厭はず……ムニヤムニヤ/\。
親孝行
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
『
仮令
(
たとひ
)
先方
(
さき
)
が親らしい
行為
(
おこなひ
)
をしない迄も、
是迄
(
これまで
)
育てゝ貰つた恩義も有る。一旦蓮華寺の娘となつた以上は、奈何な辛いことがあらうと決して家へ帰るな。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
六左衛門のことは、其時、二人の
噂
(
うはさ
)
に上つた。蓮太郎はしきりに彼の穢多の性質や
行為
(
おこなひ
)
やらを問ひ尋ねる。聞かれた丑松とても
委敷
(
くはしく
)
は無いが、知つて居る
丈
(
だけ
)
を話したのは斯うであつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“行為”の意味
《名詞》
人が意志に基づいて行う動作。
(刑法学)人の意思に基づく身体の動静。
性交の婉曲表現。性行為。
(出典:Wiktionary)
“行為”の解説
行為(こうい)とは、人が意志(意思)に基づいてすること。また、行動すること。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
“行為”で始まる語句
行為者