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行文
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こうぶん
ふりがな文庫
“
行文
(
こうぶん
)” の例文
斯
(
こ
)
うして書いた通信の枚数は沢山だが、それで少しも修正の必要なく、文体も立派で、時に
気焔万丈
(
きえんばんじょう
)
、
行文
(
こうぶん
)
の妙を極むるのであった。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
行文
(
こうぶん
)
の
暢達
(
ちょうたつ
)
と、其れ等に依って生き生きと表現されて居る人間の肉欲生活の葛藤とにあるのだろうと思う。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
高遠なる理想を主とする著作時として全く架空の事件を綴るものあるが如しといへども、
行文
(
こうぶん
)
の
中
(
うち
)
自
(
おのずか
)
ら作者の人間世間に対する観察の歴然として窺ふべきものあり。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
行文
(
こうぶん
)
がまた
頗
(
すこぶ
)
る生彩に富んでいる。その中に夾竹桃が出て来る。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
“行文”の意味
《名詞》
文章の書き方。筆の運び方。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末