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蜆貝
ふりがな文庫
“蜆貝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しじみがい
83.3%
しゞみがひ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しじみがい
(逆引き)
親の前でこそ
蛤貝
(
はまぐりがい
)
と
反身
(
そっくりかえ
)
れ、他人の前では
蜆貝
(
しじみがい
)
と縮まるお勢の事ゆえ、
責
(
さいな
)
まれるのが辛らさにこの女丈夫に取入ッて卑屈を働らく。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
双方共に立派な男だ、ケチビンタな神経衰弱野郎、
蜆貝
(
しじみがい
)
のような小さな腹で、少し大きい者に出会うと
些
(
ちっと
)
も容れることの出来ないソンナ手合では無い。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
蜆貝(しじみがい)の例文をもっと
(5作品)
見る
しゞみがひ
(逆引き)
学者の心の臓は、
蜆貝
(
しゞみがひ
)
のやうに小さくて、
加之
(
おまけ
)
に浅い所にしか住むでゐないので、どんな女にでも直ぐ掴む事が出来るものだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蜆貝(しゞみがひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蜆
漢検1級
部首:⾍
13画
貝
常用漢字
小1
部首:⾙
7画
“蜆”で始まる語句
蜆
蜆汁
蜆川
蜆花
蜆売
蜆河岸
蜆子和尚
蜆塚
蜆屋
蜆蝶
“蜆貝”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
中里介山
柳田国男
幸田露伴
薄田泣菫
岡本かの子