“蜆河岸”の読み方と例文
読み方割合
しじみがし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歩きだしてからかえって酔を発した其角は、相川町を右に折れて、蹣跚まんさん蜆河岸しじみがしへさしかかった。すると片側町の暗がりから
其角と山賊と殿様 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「七つのとき蜆河岸しじみがしで頭を打って、その傷が打身になっているだけです。それが治ればちゃんとした人間になるんです、直は決して馬鹿なんかじゃありません」
しじみ河岸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)