“しじみがい”の漢字の書き方と例文
語句割合
蜆貝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々凡夫ぼんぷの涙は、蜆貝しじみがいに入れた水ほどのものじゃ、地蔵様の大慈大悲は大海の水よりも、まだまだ広大。
そのしんにはごく少しの綿をまるくして入れ、またよくはずむようにといって、りゅうひげのみどり色のをつつんだり、蜆貝しじみがいに小さな石などをつつみ入れて、かすかな音のするのを喜んだりしていた。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)