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蚊蜻蛉
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かとんぼ
ふりがな文庫
“
蚊蜻蛉
(
かとんぼ
)” の例文
昇なんぞは
蚊蜻蛉
(
かとんぼ
)
とも思ッていぬが、シカシあの時
憖
(
なま
)
じ
此方
(
こっち
)
から手出をしては益々向うの思う坪に
陥
(
はま
)
ッて
玩弄
(
がんろう
)
されるばかりだシ、かつ婦人の前でも有ッたから、
為難
(
しにく
)
い我慢もして遣ッたんだ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「然うであります。毎年四五月になりますと、
夥
(
おびただ
)
しい数の
蚊蜻蛉
(
かとんぼ
)
が湧くであります。湧くも/\浅間さんのお宮が軒も柱も見えなくなりますくらい密集致します。そうしてそれが
他所
(
わき
)
には全く類のない蚊蜻蛉だそうであります」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
蚊
常用漢字
中学
部首:⾍
10画
蜻
漢検1級
部首:⾍
14画
蛉
漢検1級
部首:⾍
11画
“蚊”で始まる語句
蚊帳
蚊
蚊遣
蚊遣火
蚊遣香
蚊柱
蚊屋
蚊燻
蚊細
蚊針