“虚辞儀”の読み方と例文
読み方割合
からじぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されども紳士は一向心附かぬ容子ようすで、尚お彼方あちらを向いて鵠立たたずんでいたが、再三再四虚辞儀からじぎをさしてから、漸くにムシャクシャと頬鬚ほおひげ生弘はえひろがッた気むずかしい貌を此方こちらへ振向けて、昇の貌を眺め
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)