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蘆雪
ふりがな文庫
“蘆雪”の読み方と例文
読み方
割合
ろせつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろせつ
(逆引き)
蘆雪
(
ろせつ
)
らの筆
縦横自在
(
じゅうおうじざい
)
なれどもかへつてこの趣致を存せざるが如し。あるいは余の性簡単を好み天然を好むに偏するに
因
(
よ
)
るか。(五月十二日)
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
蘆雪
(
ろせつ
)
庵の系統をひいているのか、池の汀に紅葉した
白膠木
(
ぬるで
)
が一本あるだけで、庭木らしいものはひとつも見あたらず、夕風に揺れて動く朱の色が
西林図
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
余はまず天狗巌を
眺
(
なが
)
めて、次に婆さんを眺めて、三度目には
半々
(
はんはん
)
に両方を
見比
(
みくら
)
べた。画家として余が頭のなかに存在する婆さんの顔は
高砂
(
たかさご
)
の
媼
(
ばば
)
と、
蘆雪
(
ろせつ
)
のかいた
山姥
(
やまうば
)
のみである。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蘆雪(ろせつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
“蘆”で始まる語句
蘆
蘆荻
蘆屋
蘆間
蘆原
蘆毛
蘆花
蘆薈
蘆垣
蘆笛
“蘆雪”のふりがなが多い著者
正岡子規
久生十蘭
夏目漱石