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薤
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らつきやう
ふりがな文庫
“
薤
(
らつきやう
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
は
快
(
こゝろ
)
よくおつぎに
命
(
めい
)
じた。おつぎは
古
(
ふる
)
い
醤油樽
(
しやうゆだる
)
から
白漬
(
しろづけ
)
の
薤
(
らつきやう
)
を
片口
(
かたくち
)
へ
出
(
だ
)
しておつたの
側
(
そば
)
へ
侑
(
すゝ
)
めた。
勘次
(
かんじ
)
は一つ
撮
(
つま
)
んでかり/\と
噛
(
かじ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「おつう、
彼
(
あ
)
の
薤
(
らつきやう
)
でも
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
せえ、
土用前
(
どようめえ
)
に
採
(
と
)
つて
直
(
す
)
ぐ
漬
(
つけ
)
たんだから、はあよかんべえ」
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
薤
漢検1級
部首:⾋
16画
“薤”を含む語句
辣薤
薤露
薤形
薤葉
薤露行
辣薤面
逆薤