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薤露
ふりがな文庫
“薤露”の読み方と例文
読み方
割合
かいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいろ
(逆引き)
『石にひしがれた雑草』と『
薤露
(
かいろ
)
に代へて』とは同じ材料を用ひたものだといふ。流石に有島氏は芸術家だ。
娟々細々
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
ドッチの肩を持ったろう? 多恨の詩人肌から亡朝の末路に
薤露
(
かいろ
)
の悲歌を
手向
(
たむ
)
けたろうが、ツァールの悲惨な運命を
哀哭
(
あいこく
)
するには余りに深くロマーノフの罪悪史を知り過ぎていた。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
「あれが田沼への挽歌だな。
薤露
(
かいろ
)
の歌というやつだな」
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
薤露(かいろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“薤露”の意味
《名詞》
にらの葉に置く露。
世の中や人の死を嘆くこと。
挽歌。
(出典:Wiktionary)
薤
漢検1級
部首:⾋
16画
露
常用漢字
中学
部首:⾬
21画
“薤露”で始まる語句
薤露行
検索の候補
薤露行
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国枝史郎
田山録弥
田山花袋