トップ
>
蕪菜
>
かぶな
ふりがな文庫
“
蕪菜
(
かぶな
)” の例文
あるじがもてなしとて、
芋
(
いも
)
と
蕪菜
(
かぶな
)
を味噌汁にしたるなかにいぶかしきものあり、案内がさし心えていふやう、そは秋山の名物の
豆腐
(
とうふ
)
也といふ。豆を
挽
(
ひく
)
事はせしが
糟
(
かす
)
を
灑
(
こさ
)
ざるゆゑ
味
(
あぢ
)
なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
余念も無く
蕪菜
(
かぶな
)
を洗ふ女の群の中に、手拭に日を
避
(
よ
)
け、白い手をあらはし、
甲斐々々
(
かひ/″\
)
しく働く
襷掛
(
たすきが
)
けの一人——声を掛けて見ると、それがお妻で、丑松は斯の幼馴染の様子の変つたのに驚いて
了
(
しま
)
つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
蕪
漢検準1級
部首:⾋
15画
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
“蕪”で始まる語句
蕪
蕪村
蕪雑
蕪菁
蕪湖
蕪坂
蕪畑
蕪木
蕪大根
蕪村派