“かぶな”の漢字の書き方と例文
語句割合
蕪菜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるじがもてなしとて、芋(いも)と蕪菜(かぶな)を味噌汁にしたるなかにいぶかしきものあり、案内がさし心えていふやう、そは秋山の名物の豆腐(とうふ)也といふ。豆を挽(ひく)事はせしが糟(かす)を灑(こさ)ざるゆゑ味(あぢ)なし。
余念も無く蕪菜(かぶな)を洗ふ女の群の中に、手拭に日を避(よ)け、白い手をあらはし、甲斐々々(かひ/″\)しく働く襷掛(たすきが)けの一人——声を掛けて見ると、それがお妻で、丑松は斯の幼馴染の様子の変つたのに驚いて了(しま)つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)