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蒼脹
ふりがな文庫
“蒼脹”の読み方と例文
読み方
割合
あおぶく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおぶく
(逆引き)
リュウマチが持病なので、寒くなると
炬燵
(
こたつ
)
にばかり
潜
(
もぐ
)
り込んでいると聞いたが、いつか見た時よりは
肥
(
ふと
)
っている。気のせいか
蒼脹
(
あおぶく
)
れたようにも見える。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「ちッと早く出るかも知れませんよ。」と、産婆はすぐに白い手術着を
被
(
き
)
て産婦の側へ寄って行った。産婦は
蒼脹
(
あおぶく
)
れたような顔を
顰
(
しか
)
めて、
平日
(
いつも
)
よりは一層
切
(
せつ
)
なげな
唸
(
うな
)
り声を洩らしていた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
蒼脹(あおぶく)の例文をもっと
(2作品)
見る
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
脹
漢検準1級
部首:⾁
12画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味