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蒼穹
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あをぞら
ふりがな文庫
“
蒼穹
(
あをぞら
)” の例文
馴れたことだが今更らしく私は其處等の谷川や山や
蒼穹
(
あをぞら
)
などを心うれしく眺め𢌞した。眞實冷々して、單衣と襦袢とを透して迫つて來る夜氣はなか/\に悔り難い。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
だが、哥薩克にとつては寧ろ、自由な
蒼穹
(
あをぞら
)
の下なる平地で寝る方が好ましい。柔かい羽根蒲団は彼等に用がない。新鮮な乾草を枕に、青草の上に長々と手足を伸ばすのだ。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
私が見上げてゐた
蒼穹
(
あをぞら
)
や、愉しく見下ろしてゐた、この
建物
(
たてもの
)
を中心にした、陽に輝いた、木立や草原や緑の丘の景色に比べると、屋根裏は、まるで地下室のやうに
眞暗
(
まつくら
)
な氣がした。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
うち
騰
(
あが
)
る
蒼穹
(
あをぞら
)
によくひびきて。
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
蒼穹
(
あをぞら
)
ばかり
春と修羅 第二集
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
穹
漢検1級
部首:⽳
8画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼味
蒼茫