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蒸物
ふりがな文庫
“蒸物”の読み方と例文
読み方
割合
むしもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしもの
(逆引き)
四十九日の
蒸物
(
むしもの
)
を、幸さんや安公に配ってもらってから、その
翌日
(
あくるひ
)
母親とお庄とは、
谷中
(
やなか
)
へ墓詣りに行った。その日はおもに女連であった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ここにも家族の不倖と冷たさは筒井の心を悲しがらせ、彼女はさびしく笑い、多く働いてそれを
紛
(
まぎ
)
らせながら、作るものは温かく品高い
蒸物
(
むしもの
)
などに皆を喜ばした。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
三十五日には見事な
米饅頭
(
よねまんじゅう
)
と麦饅頭との
蒸物
(
むしもの
)
に茶を添えて近所に配った。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蒸物(むしもの)の例文をもっと
(6作品)
見る
蒸
常用漢字
小6
部首:⾋
13画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“蒸”で始まる語句
蒸
蒸籠
蒸暑
蒸気
蒸焼
蒸氣
蒸汽
蒸々
蒸發
蒸被
“蒸物”のふりがなが多い著者
村井弦斎
徳田秋声
室生犀星
久生十蘭
岡本綺堂