“葦火”の読み方と例文
読み方割合
あしび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
難波人なにはびと葦火あしびしてあれどおのが妻こそとこめづらしき 〔巻十一・二六五一〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あかあかと葦火あしびたくも小夜更けて汐らし沖つ千鳥よ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
難波の人が葦火あしびを焚くので家がすすけるが、おれの妻もそのようにもう古び煤けた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)