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落欵
ふりがな文庫
“落欵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らくくわん
50.0%
らっかん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らくくわん
(逆引き)
夜深けと共にます/\明くなるやうに思はれる電燈の光で題書家の氏名と
落欵
(
らくくわん
)
までが餘す處なく讀まれる。
誰
(
たれ
)
あらう、維新改革者の一人たる元老の名である。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
その畫はラフアエロの「ヰオリノ」
彈
(
ひ
)
きの隣に懸けられたるを、われも記憶す。姫。さなり。そのラフアエロが
落欵
(
らくくわん
)
の見苦しき彼圖の上邊にあるこそ
憾
(
うらみ
)
なれ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
落欵(らくくわん)の例文をもっと
(2作品)
見る
らっかん
(逆引き)
萌黄の
帷
(
まく
)
の向うにある床の間の軸を判じようとしたけれど、何か南画の山水の横物らしいとは思えても、行燈が中にあるせいか外はもやもやと
翳
(
かげ
)
っていて、図柄も
落欵
(
らっかん
)
もよく分らない。
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
方々にかかっている額や看板でその
落欵
(
らっかん
)
を覚えていた津田は「へええ」と云った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
落欵(らっかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
欵
部首:⽋
11画
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家
“落欵”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
谷崎潤一郎
夏目漱石
永井荷風