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萎微
ふりがな文庫
“萎微”の読み方と例文
読み方
割合
いび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いび
(逆引き)
それはまさしく幻滅と
萎微
(
いび
)
と沈滞と無目的と
退嬰
(
たいえい
)
と窒息……等々にとざされた灰色の一時代であった。出口はどこにもない。
チェーホフ序説:――一つの反措定として――
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
もし
強
(
し
)
いて止めさせれば、丁度水分を失った植物か何かのように、先生の
旺盛
(
おうせい
)
な活力も即座に
萎微
(
いび
)
してしまうのであろう。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
相伝が結局芸術の生命を
萎微
(
いび
)
させたのであるにかかわらず人々の注意はこの相伝を得ることに集まって、舞曲そのものの自由な考察には向かわなかった。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
萎微(いび)の例文をもっと
(8作品)
見る
萎
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
“萎”で始まる語句
萎
萎縮
萎靡
萎々
萎気
萎氣
萎枯
萎縮腎
萎垂
萎減
“萎微”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
和辻哲郎
神西清
永井荷風
吉川英治
豊島与志雄
芥川竜之介