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荒肝
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あらぎも
ふりがな文庫
“
荒肝
(
あらぎも
)” の例文
「コラコラ、今から居眠りをするようでは駄目じゃッ」と、髯将軍の
銅鑼
(
どら
)
声はまず車中の
荒肝
(
あらぎも
)
を
拉
(
ひし
)
ぐ。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
一番赤シャツの
荒肝
(
あらぎも
)
を
挫
(
ひし
)
いでやろうと考え付いたから、わざわざ山嵐を呼んだのである。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「手紙は届いたかね」との一
言
(
ごん
)
で先ず我々の
荒肝
(
あらぎも
)
をひしがれた。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
太刀川青年の言葉は、敵の
荒肝
(
あらぎも
)
をひしいだ。
太平洋魔城
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
荒肝
(
あらぎも
)
をひしぐ
太平洋魔城
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
肝
常用漢字
中学
部首:⾁
7画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地