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荒増
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あらま
ふりがな文庫
“
荒増
(
あらま
)” の例文
猴なるほどこれは多過ぎると
荒増
(
あらま
)
し引き去って自分で食ってしまうと、今度は他の一人がそれでは自分の方が少な過ぎるという。どうもそうらしいといって猴また多い方から大分せしめる。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
お登和嬢らのお蔭にて御馳走の用意は
荒増
(
あらま
)
しに
整
(
ととの
)
えり。大原時計を眺め
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
産の難易は
云々
(
うんぬん
)
、幼少の時の健康は
斯
(
か
)
く/\、気質の強弱、
生付
(
うまれつ
)
きの癖など、ザッと
荒増
(
あらま
)
し記してあれば、幼少の時の写真を見ると同様、この
書
(
かい
)
たものを見れば成長の後、第一面白いに違いない
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
増
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地