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草莱
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そうらい
ふりがな文庫
“
草莱
(
そうらい
)” の例文
茫々
(
ぼうぼう
)
たる曠野、
草莱
(
そうらい
)
いたずらに茂って、千古ただ有るがままに有るのみなのを見て、氏郷は「世の中にわれは何をかなすの原なすわざも無く年や経ぬべき」と
歎
(
たん
)
じた。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
轡
(
くつわ
)
を執っていた子貢が、いまだ子路を見ずしてこれを褒める理由を聞くと、孔子が答えた。
已
(
すで
)
にその領域に入れば
田疇
(
でんちゅう
)
ことごとく治まり
草莱
(
そうらい
)
甚だ
辟
(
ひら
)
け
溝洫
(
こうきょく
)
は深く整っている。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
莱
漢検準1級
部首:⾋
10画
“草”で始まる語句
草鞋
草
草履
草臥
草叢
草原
草木
草鞋穿
草花
草双紙