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田疇
ふりがな文庫
“田疇”の読み方と例文
読み方
割合
でんちゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でんちゅう
(逆引き)
ここで、野村という所の地形を言っておくと、前後が岡になっていて、その中間十町ばかりが低地であり、左右
田疇
(
でんちゅう
)
に連っている。
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
米友が
件
(
くだん
)
の
田疇
(
でんちゅう
)
の間を、木柱をかつぎながら、うろついて行くと、楊柳の多いところへ来て、道がハッタと途切れて水になる。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その中には
田疇
(
でんちゅう
)
と、山林と、道路と、家屋とが散在して、人々は各〻その或る部分を私有し、田園の整理と平安とに
勤
(
いそし
)
んでいる。他人の畑を収穫するものは罪に問われる。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
田疇(でんちゅう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“田疇”の意味
《名詞》
田んぼの畔。田地。
稲田と麻畑。耕地。
(出典:Wiktionary)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
疇
漢検1級
部首:⽥
19画
“田”で始まる語句
田舎
田圃
田
田舎者
田螺
田甫
田地
田楽
田舍
田畑
“田疇”のふりがなが多い著者
中島敦
中里介山
有島武郎
菊池寛
吉川英治