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茶柄
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ちゃづか
ふりがな文庫
“
茶柄
(
ちゃづか
)” の例文
下からその太腕を見あげると、
服
(
なり
)
は黒麻に
茶柄
(
ちゃづか
)
の大小をさし、夏ではあるが、
黒紗
(
くろしゃ
)
の頭巾に半顔をつつんで、苦み走った浪人の伝法
肌
(
はだ
)
。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薄く
青髭
(
あおひげ
)
が生えて居りまして、つや/\しい
大結髪
(
おおたぶさ
)
で、けんぽう
行義
(
ぎょうぎ
)
あられの
上下
(
かみしも
)
に、
黒斜子
(
くろなゝこ
)
の紋附を着、結構な
金蒔絵
(
きんまきえ
)
の
印籠
(
いんろう
)
を下げ、
茶柄
(
ちゃづか
)
に
蝋鞘
(
ろざや
)
の小脇差を差して居りますから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
黒い塀の所へ黒い人間が、ジッと立っていたのだから、ウッカリ気がつかなかったのも当然で、
茶柄
(
ちゃづか
)
の大小、
銀鐺
(
ぎんこじり
)
、骨太だがスラリとして、
鮫緒
(
さめお
)
の
雪踏
(
せった
)
をはいている
背恰好
(
せかっこう
)
。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“茶柄”で始まる語句
茶柄杓