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げいごと
ふりがな文庫
“
芸事
(
げいごと
)” の例文
旧字:
藝事
そのまた小えん自身にも、読み書きといわず
芸事
(
げいごと
)
といわず、何でも好きな事を仕込ませていた。小えんは
踊
(
おど
)
りも名を取っている。
長唄
(
ながうた
)
も
柳橋
(
やなぎばし
)
では指折りだそうだ。
一夕話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こういう
芸事
(
げいごと
)
まで、片肱張らんでもよかろうに、世話人が集まって、
駒場
(
こまば
)
係りが二日間の出演順を定めてしもうて、いよいよ、幕をあける段になってから、急に、出らんといいだした。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
「吉田様さチャセゴに行くべと思って出て来たんだが、なんにも
芸事
(
げいごと
)
仕込んで置かなかったから、踊りでも踊れるような
真似
(
まね
)
して酒飲んで来んべと思って。しかし、それじゃあんまり芸のねえ話だが、万氏の方に何か二人でやれる種はねえか。」
手品
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
芸事
(
げいごと
)
も顔も
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“芸事”の意味
《名詞》
おどり、三味線、琴など遊芸に関するようなこと。
(出典:Wiktionary)
芸
常用漢字
小4
部首:⾋
7画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“芸”で始まる語句
芸妓
芸
芸当
芸者
芸術
芸人
芸州
芸妓屋
芸術家
芸題