“げいごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
芸事80.0%
藝事20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「吉田様さチャセゴに行くべと思って出て来たんだが、なんにも芸事げいごと仕込んで置かなかったから、踊りでも踊れるような真似まねして酒飲んで来んべと思って。しかし、それじゃあんまり芸のねえ話だが、万氏の方に何か二人でやれる種はねえか。」
手品 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
芸事げいごとも顔も
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
況んや汽車に乘り合はせる人、煙草の火を借せる人が、みんな藝事げいごとの話の分らないのがないに於てをや。(四月二日、大阪圖書館にて。)
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)