花立はなだて)” の例文
碁好きの墓に台石を碁盤にこしらへ、碁笥ごげ花立はなだてに見立てたのや、酒飲みの墓を徳利形や、酒樽形に刻んだのもあつた。
書棚の上のベルギイ・グラスの花立はなだてした桔梗ききやうの花のいくつかのしほれかかつてゐたのが今でもはつきり眼の前に浮んでくるが、その時こそ、私は處女作しよぢよさく「修道院の秋」の最後の一行を書き終つて
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)