花戦袍かせんぽう)” の例文
朱地錦あかじにしきの百花戦袍かせんぽうを着たうえに、連環れんかんよろいを着かさね、髪は三叉さんしゃつかね、紫金冠しきんかんをいただき、獅子皮ししひの帯に弓箭きゅうせんをかけ、手に大きな方天戟ほうてんげきをひっさげて
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄金のかぶとをいただき、百花戦袍かせんぽうを着、唐猊からししの鎧に、獅蛮しばん宝帯ほうたいをかけ、方天戟をさげて、縦横無尽に馬上から斬りまくっている有様に——董卓は敵ながら見とれてしまい
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)