“花城”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かじょう66.7%
くゎじゃう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「花城（かじょう）さん、暫くね。今日は西南の風が吹きますから、その風に乗っていらしたのでしょ。男のお子さんが生れたってね。」
翩翩 (新字新仮名) ／ 蒲 松齢(著)
私たちはその横（よこ）を通って川の岸まで行ったのです。草の生えた石垣（いしがき）の下、さっきの救助区域の赤い旗の下には筏（いかだ）もちょうど来ていました。花城（かじょう）や花巻（はなまき）の生徒（せいと）がたくさん泳（およ）いでおりました。
イギリス海岸 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)
草の生えた石垣（いしがき）の下、さっきの救助区域の赤い旗の下には筏（いかだ）もちやうど来てゐました。花城（くゎじゃう）や花巻の生徒がたくさん泳いで居（を）りました。
イギリス海岸 (新字旧仮名) ／ 宮沢賢治(著)