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舟手
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ふなて
ふりがな文庫
“
舟手
(
ふなて
)” の例文
「正午の刻の少し前から、橋の上は人通り止めで、江戸橋へかけていっぱいの舟だ、落ちこぼれの娘さんを拾おうと言うのだから、
舟手
(
ふなて
)
の人足もあだやおろそかではない」
銭形平次捕物控:376 橋の上の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
漁
(
と
)
る舟なりと云ば伊賀亮大に打笑ひ那燈火も矢張我々を召捕ん
爲
(
ため
)
舟手
(
ふなて
)
にて
固
(
かた
)
めたる火光にして其間に
丸
(
まる
)
く
見
(
みゆ
)
る火光こそ全くの漁船なり
海陸
(
かいりく
)
とも斯の如く手配せしは越前が我々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼には常備の兵船数百と千余の輸送船があって、絶えず
浪華
(
なにわ
)
や泉州と交通し、また石山本願寺とも連絡をとっているが、まだ織田家には一艘の兵船、一隊のお
舟手
(
ふなて
)
ある由も聞いていません
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“舟”で始まる語句
舟
舟子
舟人
舟縁
舟中
舟路
舟夫
舟遊
舟尾
舟師