“ふなて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
船手55.6%
舟手33.3%
水軍11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかく、蜂須賀の船手ふなての衆は、店にも大事な顧客とくいであるので、いやいやながらも顔をだした。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
る舟なりと云ば伊賀亮大に打笑ひ那燈火も矢張我々を召捕んため舟手ふなてにてかためたる火光にして其間にまるみゆる火光こそ全くの漁船なり海陸かいりくとも斯の如く手配せしは越前が我々を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
我にあらはれしかの淑女が、さながら水軍ふなての大將の、ともに立ちへさきに立ちつゝあまたの船につかはるゝ人々を見てこれをはげまし
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)