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自家
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おのれ
ふりがな文庫
“
自家
(
おのれ
)” の例文
もうかれとても
自家
(
おのれ
)
の運命の末がそろそろ
恐
(
こわ
)
くなって来たに違いない。およそ自分の運命の末を恐がるその恐れほど
惨痛
(
さんつう
)
のものがあろうか。
まぼろし
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
酷
(
むご
)
くも
袂
(
たもと
)
を振払いて、再び
自家
(
おのれ
)
の苦悩に
悶
(
もだ
)
えつ。
盲人
(
めしい
)
はこの
一喝
(
いっかつ
)
に
挫
(
ひし
)
がれて、
頸
(
くび
)
を
竦
(
すく
)
め、肩を
窄
(
すぼ
)
めて
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やわか
後
(
おく
)
れじと
焦
(
あせ
)
れども、馬車はさながら月を負いたる
自家
(
おのれ
)
の影のごとく、一歩を進むるごとに一歩を進めて、追えども追えども先んじがたく、ようよう力衰え、息
逼
(
せま
)
りて
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“自家”の意味
《名詞》
自分の家。
自分自身のこと。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“自家”で始まる語句
自家撞着
自家中毒
自家薬籠
自家使
自家織
自家製
自家受精
自家薬籠中
自家証得底