自分一人じぶんひとり)” の例文
すると、このおとをききつけたのは、自分一人じぶんひとりでなかったとみえて、おとうさんか、おかあさんかがきなされたようすがしました。
大きなかに (新字新仮名) / 小川未明(著)
だから、あそともだちのない、ただ自分一人じぶんひとりのときは、ぼんやりとして、たるみちうえっていました。そして、だれかいっしょにあそともだちがてこないものかとっていました。
子供の時分の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)