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臉
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かほ
ふりがな文庫
“
臉
(
かほ
)” の例文
婦人は此言をなし
畢
(
をは
)
りて、
纔
(
わづか
)
におのれの擧動の
矩
(
のり
)
を
踰
(
こ
)
えたるを
曉
(
さと
)
れりとおぼしく、
臉
(
かほ
)
に火の如き
紅
(
くれなゐ
)
を
上
(
のぼ
)
して席をすべり出でぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
四四
ふところの
璧
(
たま
)
をうばはれ、
挿頭
(
かざし
)
の花を
四五
嵐にさそはれしおもひ、泣くに涙なく、叫ぶに声なく、あまりに嘆かせたまふままに、火に
焼
(
や
)
き、土に
葬
(
はうむ
)
る事をもせで、
四六
臉
(
かほ
)
に臉をもたせ
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
アントニオよ、
妾
(
わらは
)
を殺せ、妾を殺せ、只だ妾を棄てゝな去りそと、夫人は叫べり。其
臉
(
かほ
)
、其
眸
(
まなじり
)
、其
瞻視
(
せんし
)
、其
形相
(
ぎやうさう
)
、一として情慾に非ざるもの
莫
(
な
)
く、
而
(
しか
)
も猶美しかりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
臉
漢検1級
部首:⾁
17画
“臉”を含む語句
満臉
臉容
臉際
花臉
鬼臉
鬼臉児