“腹（ナカ）” の例文

そういう時にはこれに限るというようになんとなく市民のお腹（ナカ）が生れながらにそう考えているようだ。

安吾の新日本地理：06 長崎チャンポン――九州の巻―― (新字新仮名) ／ 坂口安吾(著)

お腹（ナカ）の皮がカシヤカシヤする

自滅 (新字旧仮名) ／ 中原中也(著)

“腹”の意味

《名詞》

(はら) 動物の体で、胴の下半部。哺乳類では胸腔と骨盤の間にあって、胃や腸などの内臓を収めるところ。背の反対側となる体の表面をもいう。おなか。

(はら) 消化器、ことに胃腸。

(はら) 母の胎内。また、その母の胎内から生まれたこと。

(はら) 表にあらわさず、心に考えていること。意中。心底。心中。

(はら) 気持ち。感情。意趣。

(はら) 気力。胆力。度胸。また、度量。

(はら) 物の中央部のふくらんだり広くなったりしたところ。

(はら) 物の裏面または内側にあたる部分。

(はら) 定常波で、振幅の最大な部分。
(出典:Wiktionary)

“腹”の解説

腹（はら、en: abdomen）は、人間や動物の体における胴の下半部の名称。腹部（ふくぶ）とも言い、話し言葉ではおなか、幼児語ではぽんぽん（en: tummy）ともいう。なお、人類の腹部のうち下方（鼠蹊部から股間のあたり）を下腹部（かふくぶ）という。
哺乳類では、胸腔と骨盤の間にあり、内部に消化器・生殖器を中心とする内臓の大部分がある。胸腔との間には横隔膜がある。
(出典:Wikipedia)

腹	常用漢字 小６ 部首:⾁ 13画