“軒蛇腹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のきじゃばら66.7%
のきじやばら11.1%
のきぢやばら11.1%
コーニス11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
破風はふは正面に向いていて、家の他の部分全体ほどの大きさの軒蛇腹のきじゃばらのきと表口との上にある。窓は狭くて奥深く、窓ガラスが非常に小さくて窓枠がたくさんある。
鐘塔の悪魔 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
壁を越え、軒蛇腹のきじやばらを越え
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
青銅の酒盞しゆさんに明滅する青い光は、室内を朦朧とさした。深秘な光にみたして、唯暗い中に家具や軒蛇腹のきぢやばらの突出した部分を、其処此処に時々明く浮き出さしてゐる。
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)
柱頭キャピタル軒縁アーキトレイヴ彫刻帯フリーズ軒蛇腹コーニス、更にその上の三角破風ペディメントさえも、まだ見られるけれども、その他の側では、それ等のものはすべていたましく崩れ落ちて
パルテノン (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)