“腰佩”の読み方と例文
読み方割合
こしはき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、そのおわびのしるしに、一ぴきの白いぬにぬのを着せ、すずかざりをつけて、それを身内みうちの者の一人の、腰佩こしはきという者につなで引かせて、天皇に献上けんじょういたしました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
かれ稽首のみ御幣物ゐやじりを獻る。白き犬に布をけて、鈴を著けて、おのがやから、名は腰佩こしはきといふ人に、犬のつなを取らしめて獻上りき。かれその火著くることを止めたまひき。