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腕頸
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うでくび
ふりがな文庫
“
腕頸
(
うでくび
)” の例文
春も二月の末頃、その
四明
(
しめい
)
ヶ岳
(
だけ
)
の
麓
(
ふもと
)
に近い湖畔の宿場に、三度笠をかぶって小風呂敷を
腕頸
(
うでくび
)
に結びつけた
商人
(
あきんど
)
ていの男が、ふらりと坂本の茶店をさし覗いて
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、玄蕃は
体
(
たい
)
を開いて、閃光を目当てに、グッと
腕頸
(
うでくび
)
を掴んだ。千浪は必死に
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さやさやと寄って来た
媚
(
なま
)
めかしい姿の影が、不意に新九郎の
腕頸
(
うでくび
)
を握りしめた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
“腕”で始まる語句
腕
腕車
腕白
腕利
腕環
腕組
腕力
腕拱
腕節
腕時計