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脚元
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あしもと
ふりがな文庫
“
脚元
(
あしもと
)” の例文
峯「構うたって、そんなら中の条で云やア何うにでもなるに、人を馬鹿にしやアがって、女連だと思って
脚元
(
あしもと
)
を見やアがって」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
わしが、
恟々
(
おどおど
)
と、お
脚元
(
あしもと
)
間近まで、はい上がってゆくと、びしゃりと、猿殿はわしの背中を鉄扇で一つ叩いていわれた。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丁度
(
ちやうど
)
二人が上に居て燈籠の
脚元
(
あしもと
)
へ腰を掛けて居ます時に、突然わあつと云ふ声がして、ばらばらと
穢
(
きたな
)
い物が寄つて来ました。それは乞食なのです。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ちょうど、その書物をぬき出すとたんに、オパール色の一通の封書が妾の
脚元
(
あしもと
)
へ落ちてきた。もちろん封は切ってあった。妾は何の気もなしに、それを拾いあげて全く偶然に、中味をひき出して見た。
オパール色の手紙:――ある女の日記――
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“脚”で始まる語句
脚
脚絆
脚気
脚下
脚半
脚立
脚袢
脚夫
脚色
脚榻