“能篠畑”の読み方と例文
読み方割合
のしぬばたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠いむかしは大枝山おおえやまから生野いくのを経て裏日本へ出る駅路うまやじのあった跡だという。篠村八幡しぬむらはちまんの森を中心として、この辺りを能篠畑のしぬばたけとも、篠野しぬのさとともんでいる。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
能篠畑のしぬばたけの地表は、兵と旗と馬でめられた。一瞬、馬のいななき以外、天地は声をひそめた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)