“胡笳”の読み方と例文
読み方割合
こか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七夕の竹ヤ々々は心涼しく、師走しはすの竹ヤ/\は(すゝはらふ竹うりなり)きくせはし。物皆季におうじて声をなし、情に入る事天然の理なり。胡笳こかかなしみも又然らん。
彼らは息をひそめてしばらく外の様子をうかがった。遠く山上の敵塁から胡笳こかの声が響く。かなり久しくたってから、音もなくとばりをかかげて李陵が幕の内にはいって来た。だめだ。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
胡笳こかというのとは、違いますか」
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)