“背頸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うなじ50.0%
せくび50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背頸うなじまで貫いて立っていた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
欽吾は腕を右へ真直まっすぐに、日蔽ひおいのかかった椅子いす背頸せくびを握った。せた肩をななめにして、ずるずると机のそばまで引いて来た。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)