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肉刺
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フォーク
ふりがな文庫
“
肉刺
(
フォーク
)” の例文
「まあ似たもんだ。君と僕の違ぐらいなところかな」と宗近君は
肉刺
(
フォーク
)
を
逆
(
さかしま
)
にして大きな切身を口へ突き込む。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
が、江戸ッ子のチャキチャキたる紅葉は泰然と澄ました顔をして、三人して食堂の卓を囲んだ。隣の卓では若い
岡倉天心
(
おかくらてんしん
)
が外国人と
相対
(
さしむか
)
いに
肉刺
(
フォーク
)
を動かしつつ巧みな英語を
滑
(
なめ
)
らかに
操
(
あや
)
つッていた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
我々があの人は
肉刺
(
フォーク
)
の持ちようも知らないとか、
小刀
(
ナイフ
)
の持ちようも心得ないとか何とか云って、他を批評して得意なのは、つまりは何でもない、ただ西洋人が我々より強いからである。
現代日本の開化
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“肉刺”の解説
肉刺(まめ)は手や足にできる水疱(水ぶくれ)で、医学的には外傷性水疱(がいしょうせいすいほう)とも呼ばれている。皮膚に摩擦などの機械的刺激が加わることで生じる水疱のこと。靴ずれでも同じ原理で生じる。
(出典:Wikipedia)
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
刺
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
“肉”で始まる語句
肉
肉体
肉桂
肉塊
肉汁
肉體
肉叉
肉身
肉置
肉食