聴衆きヽて)” の例文
旧字:聽衆
所が先住の道珍和上どうちんわじやう能登国のとのくにの人とやらで、二十三で住職に成つたが学問よりも法談が太層うまく、此の和上わじやうの説教の日には聴衆きヽて群集ぐんじふして六条の総会所そうぐわいしよえんが落ちるやら怪我人が出来るやら
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)