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聚落
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むら
ふりがな文庫
“
聚落
(
むら
)” の例文
五間に十二間の長い一
廓
(
かく
)
を遠巻きにして直接関係のない人々も群れていた。
聚落
(
むら
)
から来た家族であり、街にすむ老幼男女であった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
草鞋
(
わらじ
)
の
緒
(
お
)
でも切れたのではないか。範宴は浄土寺の
聚落
(
むら
)
あたりで、辻堂の縁にしばらく休んでいた。禅林寺の鐘の音が、吠える風の中で
二更
(
にこう
)
を告げた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——そうですね、降るかと思いましたら、霧が散って、
八瀬
(
やせ
)
の
聚落
(
むら
)
や、白川あたりの
麓
(
ふもと
)
が見えてきました」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
超然と、その人間の
聚落
(
むら
)
を離れて、
高嶺
(
たかね
)
の法城は、理想の生活に恵まれているかと思ったのは、いとも愚かな考えであった。ここも、下も、変りはないのである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“聚落(集落)”の解説
集落(しゅうらく、聚落とも)とは、人が住む家屋の集合した状態の場所のことを指す地理学的な概念。部落、在郷、在所などの言葉も同義語である。
(出典:Wikipedia)
聚
漢検1級
部首:⽿
14画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“聚”で始まる語句
聚
聚楽
聚楽第
聚議庁
聚合
聚楽館
聚議場
聚繖
聚散
聚鉄山