“聚議庁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうぎちょう50.0%
ほんまる50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と朱貴は先頭の水案内舟みずさきぶねで急いだ。それが対岸へつくや否、彼は聚議庁しゅうぎちょう(山寨の本丸)まですッ飛んで行き、軍師呉用ごようにわけをはなした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「こっちも、こうしてはいられねえのだ。さっ、梁山泊へ行ってくれ。おれと一しょに、山の聚議庁しゅうぎちょうへ行って、仲間一同へ話してくんなせえ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泊中の聚議庁ほんまるでは今、高唐州から山寨やまへ帰って来た黒旋風の李逵りきが、衆座の前に、おそれ入った恰好で、目をパチクリさせていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——そう先生も、おつかれでしょう。こんどはてまえが代って戦闘に当りますから、しばらくは聚議庁ほんまるで、お休みになってはどうで?」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)