“聚散”の読み方と例文
読み方割合
しゅうさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつまるを精気となし、散ずるを遊魂となす。あつまるときは物をなし、散ずるときは変をなす。聚散しゅうさんをみるときは、すなわち鬼神の情状あらわる。万物の終始、聚散を
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
うもならないのさ。だから結婚は考へ物だよ。離合聚散しゅうさん、共に自由にならない。広田先生を見給へ、野々宮さんを見給へ、里見恭助君を見給へ、ついでに僕を見給へ。みんな結婚をしてゐない。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)